【株式評論家の視点】キヤノン株価は再び安値接近も7月安値キープ、個人の買い活発
2012年10月9日 14:02
<銘柄の見所>
キヤノン <7751> が再び安値圏に売り込まれているが、そこに個人投資家の買いが流入、底値感が生まれつつある。ことしは3月27日の年初来高値4015円から一呼吸入れ、4月23日に3855円まで買い直された。結局これでダブルトップ形成パターンとなり、以後調整を鮮明化、7月26日に2308円の安値にまで売り込まれた。
そこから8月7日に2848円まで戻し9月6日に2432円まで売られ、9月19日に2874円まで売られ、10月5日に2450円まで売られるパターン。下値、上値とも切り上がり、基調的には戻りトレンドに乗っている。
今12月期については営業利益が4500億円から3900億円へ引き下げられたが、それでも前期比3%の増益である。新興国向けの着実な回復などにより、来2013年3月期は増益率が高まるものと見られる。個人投資家も、そうした同社の実力を認識した買いと思われる。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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