【注目のリリース】三菱自動車は部用品事業を再編し国内事業の黒字定着はかる
2012年10月6日 18:13
■アフターセールス事業の強化など推進
三菱自動車 <7211> は5日、国内の部品・用品事業の再編を行うことを発表し、流通の合理化や、在庫の管理強化、販促施策の浸透と徹底、集中購買などを実現することで、経営効率を高めるとした。
再編の概要は、三菱自動車カーライフプロダクツと三菱自動車エンジニアリングの合併、三菱自動車部品販売と三菱自動車ロジテクノの合併などにより、グループ内における部用品関連業務の再配置等を通じ、経営効率を高める。
三菱自動車は、2011年1月に公表した2013年度までの中期経営計画「JUMP 2013」で、国内事業の黒字体質の定着化を掲げている。国内における総需要の減少が見込まれる中、この実現のためには、アフターセールス事業の強化が必要不可欠であり、本再編施策も、その一環をなすものとした。
株価は7月下旬の66円を安値に持ち直し、以後は78円を上値に「m」(エム)の字に似た値動き。週末5日の終値は71円(1円安)。日系自動車メーカーの中では日中関係の影響を受けにくいとされ、底堅い相場。第2四半期の決算発表は10月30日を予定し、これに向けて通期の業績予想などに期待する場面が到来する可能性がある。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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