【今日の言葉】中国に対するシナリオ
2012年9月27日 09:54
『中国に対するシナリオ』=中国の株式市場が下げている。欧州信用不安に日中問題が加わり経済悪化に拍車が掛かると懸念されている。
一方、日本国内では新しい自民党総裁に安倍元総理が選ばれた。この中国と日本での2つのことを組み合わせるとシナリオを描くことができるのではないか。領土問題で中国が反日運動を強めると日本企業は中国から撤退する結果、失業者増加で困るのは中国だろう。
そうなった時に予想される中国の行動は、 (1)軍事面で強硬姿勢に出る (2)領土問題を棚上げして経済面で日本へすり寄って来る・・・という2つのシナリオが予想されるだろう。
日本が本格交渉に踏み切るタイミングは、「中国経済がさらに厳しくなるとき」と、「日本では総選挙で自民党中心の新政権の誕生するとき」だろう。交渉を有利にするためにも日本企業は今、急いで中国での工場や店舗をオープンする必要はない。中国がある程度厳しくなるのを待って、軍事に手を伸ばさないギリギリのタイミングで中国との交渉に臨むべきではないだろうか。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・【今日のチャートワンポイント:日足】日経平均、コスモ石油、UBICなど(2012/09/26)
・【編集長の視点】利益確定売りハニーズ、1Q低利益進捗率を嫌気、一段安なさそう(2012/09/26)
・急騰銘柄を徹底予想する日刊株式投資情報新聞(メルマガ無料)好評!会員が急増中(2012/07/20)
・プロの記者が急騰銘柄を徹底予想!日刊株式投資情報新聞(無料)メルマガ登録受付中!(2012/07/20)