【アナリストの眼】好業績のソーバル、27日発表の2Qに注目増す、株価下値切上げ

2012年9月21日 10:16

【今、この銘柄】

  ソフト開発技術者派遣のソーバル <2186> (JQS)は、9月27日に今期(13年2月期)第2四半期累計(3~8月期=2Q)の決算発表を予定している。株価は調整一巡感を強めているだけに、通期業績の上振れ期待などで動意付く可能性があるだろう。

  今期連結業績見通しの会社予想は、売上高が前期比3.2%増、営業利益が同4.8%増、経常利益が同4.7%増、純利益が同12.6%増の増収増益見込みとしている。主要顧客のキヤノン <7751> などデジタル製品メーカーからの技術者派遣ニーズが堅調であり、業務系・WEB系開発の新規受注も寄与する模様だ。そして通期会社予想に対する第1四半期(3~5月期)の進捗率は、売上高が25.0%、営業利益が35.1%、経常利益が35.0%、純利益が35.1%と高水準で、通期の上振れ期待が高まっている。

  また9月3日には、オムロン <6645> (大1)と組み込み用ソフトウェア開発などで業務提携するとともに、オムロン直方を主要顧客として技術者を派遣するモバイルコンピューティングテクノロジーズ(MCT)を100%子会社化すると発表した。需要が拡大している組み込み用ソフトウェア受託開発分野の業容拡大に繋がるとしている。

  株価の動きを見ると、9月3日に直近安値となる571円を付ける場面があったが、その後は反発して足元では630円台まで戻している。下値固めが完了した形だろう。20日の終値631円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS47円21銭で算出)は13~14倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間14円で算出)は2%台前半、実績PBR(前期実績の連結BPS466円49銭で算出)は1.3倍台となる。

  日足チャート見ると、25日移動平均線を回復して出直り感を強めている。また週足チャートで見ると、13週移動平均線がサポートラインの形となって下値を切り上げている。調整一巡して上値を窺う態勢のようだ。指標面に割高感はなく、通期業績の上振れ期待も支援材料となるだけに、第2四半期累計の決算発表を控えて動意付く可能性があるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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