【アナリストの眼】指標で再評価余地のピックルス、PER4~5倍、下値固まる

2012年9月21日 09:38

■指標で再評価余地のピックルス、PER4~5倍、下値固まる

  漬物最大手のピックルスコーポレーション <2925> (JQS)の株価は、4月以降軟調な展開が続いたが、足元では下げ渋り感も見せている。指標面の割安感に再評価の余地があり、今期(13年2月期)第2四半期累計(3~8月期)連結業績の発表が接近していることも材料視されそうだ。

  通期連結業績についての会社予想は、売上高が前期比5.6%増、営業利益が同5.3%減、経常利益が同6.8%減、純利益が同3.9%減と増収減益の見込みである。広島新工場の準備費用が減益要因の模様である。また第1四半期(3~5月期)には、天候不順の影響で原料の野菜価格が高騰したことが利益を圧迫した模様だ。ただし、キムチの新商品投入効果や新規顧客開拓に加えて、第2四半期(6~8月)以降は野菜価格が下落しているため、通期の会社予想には上振れ余地を残しているだろう。

  株価の動きを見ると、9月10日に389円を付けて、8月6日の390円を僅かに下回って年初来安値を更新した。足元では概ね400円近辺でモミ合う展開となっている。20日の終値404円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS88円93銭で算出)は4~5倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間12円で算出)は3%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS982円00銭で算出)は0.4倍台となる。

  週足チャートで見ると軟調展開が続いたが、400円近辺で下げ渋り感を強めている。日足チャートで見ても、400円台を回復して調整一巡感を強めている。そして指標面には割安感が台頭している。10月上旬予定の第2四半期累計業績の発表を控えて思惑が広がる可能性もあり、反発のタイミングは近いだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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