【株式市場】対ユーロで円高気味になり全般小動きのなか材料株物色は活発
2012年9月10日 12:07
■東証1部銘柄は51%が高い
10日前場の東京株式市場は、全般小動き。対ユーロでの円相場が前週末の100円台から再び99円台に戻る反発基調になったため、輸出関連株が高安マチマチ。
ソニー <6758> は堅調だった半面、キヤノン <7751> は軟調。ただ、三菱商事 <8058> など大手商社株は堅調で、中国で紙おむつ生産と伝えられた大王製紙 <3880> や空白域への出店が伝えられたセブン&アイ・ホールディングス <3382> も堅調。東証1部の値上がり銘柄数は855銘柄(約51%)だった。
日経平均は小反落基調。10時半過ぎにかけては反発する場面があり、8874円54銭(2円89銭高)まで上昇。前引けは8860円34銭(11円31円安)。
東証1部の出来高概算は7億7849万株、売買代金は4109億円。1部上場1681銘柄のうち、値上がり銘柄数は855銘柄、値下がり銘柄数は601銘柄。
また、東証33業種別指数は21業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、パルプ・紙、石油・石炭、空運、鉄鋼、非鉄金属、卸売り、保険、など。
一方、値下がり率上位の業種は、食料品、ゴム製品、医薬品、精密機器、電気機器、ガラス・土石、金属製品、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・【特集:観光旅行・レジャー関連(1)】自粛ムード一巡し需要の回復傾向強める(2012/07/01)
・【アナリストの眼:老朽化インフラ設備更新(下)】関連銘柄を探る(2012/07/30)
・急騰銘柄を徹底予想する日刊株式投資情報新聞(メルマガ無料)好評!会員が急増中(2012/07/20)
・プロの記者が急騰銘柄を徹底予想!日刊株式投資情報新聞(無料)メルマガ登録受付中!(2012/07/20)