東和薬品は高値顔合わせ、1Q業績が高利益進捗し業績上ぶれ期待

2012年8月24日 12:32

  東和薬品 <4553> は24日、前場80円安の4900円まで下げて4日ぶりに反落して寄り付いたあと、前日比変わらずまで戻し前日につけた年初来高値4980円に顔合わせするなどもみ合った。

  年初来高値水準で利益確定売りが交錯するなか、今年8月10日に発表した今3月期第1四半期(1Q)業績が、増収減益転換して着地したものの、期初予想の第2四半期(2Q)業績に対しては高利益進捗率を示したことから、業績上ぶれ期待を高めて内需割安株買いが続いており、売り長で逆日歩のつく信用好需給も支援材料となった。

  1Q業績は、前年同期比18%増収、7%経常減益、8%純益減益と伸び悩んだが、2Q累計業績対比の利益進捗率は64~63%と目安の50%を上回った。

  昨年11月に初収載のアルトバチスタン錠などが寄与して売り上げが続伸したが、2010年竣工の山形工場の減価償却費増や、営業所を前期末の44カ所からさらに1Q末に47カ所に拡大、人件費増などが重なって減益転換した。ただ営業所増設は、直販比率の増加や保険薬局向け売り上げ比率の向上として寄与し高利益進捗率につながっており、1Q業績自体も市場コンセンサスを上回った。

  2Q累計・3月通期業績は期初予想に変更はなく、通期純利益は、51億円(前期比11%減)と続落を見込んでいるが、国内証券の強気投資判断据え置きなど業績上ぶれ期待も高まっている。

  株価は、期初の業績続落予想も市場コンセンサスを上回るとして下値を切り上げ、1Q決算開示時からは年初来高値まで400円幅の上値評価が続いている。PER16倍台の割安が見込まれる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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