【注目の決算発表】UTホールディングスは安値から4連騰、自己株式取得を好感し1Q続落業績をカバー
2012年8月14日 13:39
UTホールディングス <2146> (JQS)は14日、4550円高の4万7700円と変わらずを挟んで4営業日続伸し、8月8日につけた年初来安値4万1600円から底上げしている。前日13日大引け後に今3月期第1四半期(1Q)決算と自己株式取得とを発表、1Q業績は続落したが、自己株式取得を好感してカバー、下げ過ぎ訂正買いが増勢となっている。
自己株式取得は、資本効率の向上と株式需給の改善を通じて株主への利益還元を図るとともに、効率的な資本政策の遂行を可能とすることを目的としており、取得株式数の上限を2万株(発行済み株式総数の9.41%)、取得総額を8億円、取得期間を8月20日から来年7月31日までとして、立会外買付取引や市場買い付けで実施する。
一方、1Q業績は、前年同期比25%増収、23%経常減益、4%純益増益となった。メーカーの請負ニーズが増加するなか、半導体分野から他分野への積極的な営業活動を展開、取引先顧客工場数は、今年3月末の237工場から6月末に361工場に拡大、派遣先工場や請負先工場で勤務する技術社員も、6082人から7003人に増加、売り上げが2ケタ続伸したが、経常利益は、立ち上げ費用などが負担となり続落した。
第2四半期累計・3月通期業績は期初予想に変更はなく、通期純利益は、14億6000万円(前期比65%増)と5期ぶりの過去最高更新を見込んでいる。自己株式取得をテコに、なおPER6倍台の超割安修正に挑戦しよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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