【上方修正銘柄】片倉チッカリンは純益上方修正で値ごろ割安株買いが再燃し反発
2012年7月27日 14:20
片倉チッカリン <4031> は27日、7円高の210円と3日ぶりに反発している。前日26日大引け後に今3月期第2四半期(2Q)累計・通期純利益の上方修正を発表、低位値ごろの割安修正買いが再燃している。
純利益の上方修正は、東京電力 <9501> との間で、公表された賠償基準に基づき原子力発電所の事故に起因する被害に対する補償請求を行なっており、同社から支払額の提示があって合意、補償金額1億9100万円を特別利益に計上することが要因となった。
2Q累計・3月通期業績とも、売り上げ、経常利益は、期初予想に変更はなく、純利益だけそれぞれ1億円引き上げ、通期純利益は、3億8500万円(前期比2.0倍)と続伸幅を拡大する。
株価は、前期第3四半期の黒字転換業績を手掛かりに年初来高値267円をつけ、その後の前期業績の再上方修正、今期業績の続伸・連続増配予想にも反応は薄く、200円台下位での小動きが続いた。PER11倍台、PBR0.4倍の割安修正で高値奪回を目指そう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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