ペンタゴンの廃棄衛星の再利用計画に進展あり
2012年6月29日 20:13
taraiok 曰く、 静止衛星軌道上には数多くの人工衛星が周回している。これまでに数千という単位の人工衛星が打ち上げられたが、役割を終えてスペースデプリとなっている衛星もかなりの数に上る。そこで米DARPA(国防高等研究計画局)は4月、こうしたスペースデプリとなっている人工衛星からアンテナなどを回収・流用して再利用を目指す「Phoenix」計画を立ち上げた(Covernment、WIRED、動画、本家/.)。
6月に入ってから、デプリ衛星の所有者向けに実験対象となる衛星の募集や説明会を行った。DARPAは2015年までには実証実験を行いたい意向。計画ではまず衛星の整備などを行うための機械式のアームを持った「整備衛星」を打ち上げる。次に、「Satlet」と呼ばれる小さな衛星を集団で打ち上げる。「Satlet」は廃棄されたデプリ衛星から回収したアンテナなどを所定の位置に動かすコントローラーの役割を持つものだ。「Satlet」は一度整備衛星に収納され、整備衛星ごとデプリ衛星などがある位置まで移動する。
整備衛星はデプリ衛星にある使用可能なアンテナや太陽電池アレイなどを回収、コントローラーとなる「Satlet」をこれらに取り付けることで、新たな衛星として再利用されるという筋書きだ。
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