【注目銘柄】システナは自己株式取得の取得枠拡大を歓迎して高値肉薄
2012年6月21日 15:46
システナ <2317> は21日、1900円高の6万4200円まで上げて4日続伸し、3月21日につけた年初来高値6万5400円に肉薄した。前日20日大引け後に今年5月14日に取締役会決議した自己株式取得の取得枠の拡大を発表、歓迎して割安株買いが増勢となった。
取得枠拡大は、株主への利益還元と経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能とすることを目的としており、5月14日決議の取得上限株式数3800株を6800株(発行済み株式総数の2.41%)へ、取得総額を同じく2億3000万円から4億1000万円へそれぞれ拡大し、取得期間は9月30日までとして変わらない。
株価は、今年2月開示の自己株式消却と前3月期期末配当の増配で年初来高値まで買われ、今期業績発表とともに5万5000円まで調整、自己株式取得発表で出直ってきた。PERは10倍台と割安であり、高値抜けから昨年7月高値8万円が次の上値フシとして浮上しよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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