【注目の決算発表】菱洋エレクトロは安値目前、1Qの減益転換業績を嫌いリスク回避売り
2012年5月30日 11:39
菱洋エレクトロ <8068> は30日、8円安の817円と反落し、前日29日ザラ場につけた年初来安値815円目前となっている。前日29日大引け後に今1月期第1四半期(1Q)決算を発表、経常利益が減益転換して着地したことを嫌いリスク回避売りが再燃している。
1Q業績は、前年同期比1%増収、11%経常減益、37%純益減益と落ち込み、2Q累計業績対比の利益進捗率は、55~47%と目安の50%に一部未達となった。エレクトロニクス業界は、半導体関連が緩やかな回復局面にあり、クラウドコンピューティングやセキュリティへの関心の高まりで企業のIT設備投資は堅調に推移したが、集積回路では、携帯電話向けマイコンやOA機器向けMPU、半導体素子では、産業機器向けの光半導体やパワー半導体などの売り上げが減少したことが要因となった。
2Q累計・1月通期業績は期初予想に変更はなく、通期純利益は、10億5000万円(前期比19%増)と増益転換を見込んでいる。
株価は、昨年11月の自己株式取得で年初来高値949円まで急伸、今年2月開示の自己株式消却、今期業績の増益転換予想もサポートして900円台で高値固めが続いたが、全般相場の波乱展開とともに売り増勢となり安値を更新した。PBRは0.3倍と下げ過ぎを示唆しているが、PERは20倍台と市場平均を上回っており、強弱感対立が強まるなか下値確認が続こう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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