【注目の決算発表】富士フイルムHDは安値から反発、増益転換予想で下げ過ぎ訂正
2012年5月1日 12:54
富士フイルムホールディングス <4901> は1日、33円高の1740円まで上げて反発し、連休前の4月27日ザラ場につけた年初来安値1697円から底上げしている。4月27日大引け後に3月期決算を発表、前期業績が、今年1月の再下方修正値を上ぶれて減益転換率を縮めて着地し、今期は、今年4月24日の観測報道通りに増益転換を予想、市場コンセンサスを下回ることや27日の米国市場で、同社ADR(預託証券)が、東京市場の終値に対して33円安(円換算値)で引けたことを押し返し下げ過ぎ訂正買いが再燃している。
前期業績は、前々期比1%減収、17%営業減益、23%経常減益、31%純益減益となった。新商品投入や新興国向け拡販施策を強化したものの、99億円に達した為替の円高影響や、東日本大震災による国内需要減、タイの洪水、原材料価格高騰による200億円の減益要因が重なって減益転換した。
今期は、1ドル=78円(前期実績79円)、1ユーロ=103円(同109円)の為替レートを前提に、重点事業分野や新興国を中心にするグローバル展開に経営資源を集中投資して増収増益転換を予想、営業利益は、1400億円(前期比24%増)と観測報道通りとなり、純利益は、650億円(同48%増)と市場コンセンサスを約50億円下回る。株価は、オリンパス <7733> (東1・特設)との提携思惑や円高修正でつけた年初来高値2096円から前期業績の再減額で急落、安値追いとなった。PER12倍台、PBR0.4倍の下げ過ぎを試そう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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