【注目のリリース】川崎汽船は「評価損」減少し純損益100億円の収支改善に

2012年4月2日 18:49

■投資有価証券の評価損が大幅に改善

  川崎汽船 <9107> は2日の大引け後、投資有価証券の評価損に戻し入れ益を計上し、3月決算での有価証券評価損が大幅に減少し、連結純損益が約100億円の収支改善要因になると発表した。投資有価証券の評価損は、第3四半期累計期間(2011年4月から11年12月)に157.2億円だったが、3月通期では13.5億円に大幅回復する見込み。業績予想は精査中で、必要に応じて公表するとした。

  川崎汽船の株価は1月中旬の125円前後から持ち直し、2月下旬に189円まで上昇。その後はこの高値圏でもみ合い、本日・4月2日は円安基調などを要因に195円(13円高)まで上げ、高値に進んだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【注目のリリース】新日本製鐵「評価損」が846億円から38億円に激減(2012/04/02)
【上方修正株】ティラドは一転して業績上方修正、減益転換率を縮めて高値更新(2012/04/02)
【特集】「総合商社」銘柄の動向(1)~基盤強化で収益拡大基調(2012/01/03)
【工作機械関連銘柄特集(2)】12年の工作機械受注は日本と米国が堅調(2012/03/03)

関連記事

最新記事