【近況リポート】翻訳センターは通期業績予想の上方修正に期待が膨らむ

2012年3月4日 13:35

■通訳事業・語学系人材派遣など新規事業領域へも本格参入も

  翻訳センター <2483> (JQS)の12年3月期第3四半期(4月~12月)の連結業績は、主要事業分野の中でも売り上げのウエイトが高い。医薬、工業の2分野が2ケタの伸びを示し、連結ベース売上高3,916百万円は、前年同期に比ベて15.4%増と2ケタの伸びとなった。

  利益は大幅増収効果に加え、原価率低減、販管費コントロールが功を奏し、営業利益が5割近い伸びとなるなど、回復力の強さを見せた。

  第4四半期においても順調な業績推移と見られるが、先般、東京・大阪・名古屋で開催された個人投資家向けセミナーに登壇した同社の東郁男社長は、「足元の状況は、上り調子を維持している」と述べ、好調ぶりを示唆している。

■多角的に収益源を創出、成長力の強さ一段と発揮!

  今期実績を上げている「ローカリゼーション/マニュアル翻訳」分野の急拡大など、新規施策での飛躍や米国子会社の着実な成長など、新しい収益源を積極的に開発していることが注目されるが、こうした成果の積み上げで、来期以降の業績拡大速度は一段と加速し、成長力の強さを一段と発揮させそうだ。

■アイ・エス・エス子会社化、グループの総合力強化へ一歩前進

  3月1日には、「株式会社アイ・エス・エスの株式を取得し子会社化する」と発表しており、実現の暁には、「通訳事業への本格的進出、語学系人材派遣/人材紹介事業など新規事業領域への本格参入、人材育成機関である語学教育事業の本格展開を図る」(経営企画部)方針であり、多角的収益源の創出に積極的に取り組むことで、同社グループの総合力強化実現へ向けた歩みは一歩前進する。

■「足元は、上り調子を維持」通期業績の上方修正に期待膨らむ

  同社は昨年9月30日に第2四半期(4月~9月)連結業績とともに通期業績予想を上方修正し、売上高5,300百万円(前期比11.4%増)、営業利益350百万円(同25.1%増)、最終利益180百万円(同28.8%増)などとしているが、その際の修正幅は、第2四半期実績での計画超過分程度の上乗せに止めたように考えられ、また、前期の第3四半期実績の進行速度に比べると、今期の同時点の進行速度は10ポイント以上上回っている。通期業績予想の上方修正に期待が膨らむ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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