【注目の決算発表】京セラは業績再下方修正も悪材料出尽くしで反発

2012年1月31日 16:02

  京セラ <6971> は31日、140円高の6500円と反発した。前日30日大引け後に今3月期第3四半期(3Q)決算の開示と同時に、昨年10月に下方修正した3月通期業績の再下方修正を発表、減益転換率を悪化させ利益確定売りが増勢となったが、純利益が、市場コンセンサス水準をほぼキープすることから、悪材料出尽くしとして下げ過ぎ訂正買いとなった。

  3月通期業績は、昨年10月の下方修正値よりさらに売り上げを500億円、営業利益を250億円、税引前純利益を270億円、純利益を90億円それぞれ引き下げ、営業利益は、1000億円(前期比35%減)と減益転換して市場コンセンサスを130億円下回り、純利益も、780億円(同36%減)と減益転換率が拡大するが、市場コンセンサスはほぼクリアする。

  昨年10月より事業環境が悪化し、第4四半期は円高や欧州景気の後退、さらにタイの洪水の影響も懸念し、デジタルコンシューマー機器の回復は、次期以降になると見込んで再下方修正した。

  株価は、昨年10月の業績下方修正で7000円台を割り、円高・ユーロ安で昨年来安値6060円まで調整、PBR1倍割れは下げ過ぎとして底上げした。戻り場面では強弱感の対立が強まろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【高配当利回り銘柄】第一実業はプラント等の機械商社、海外33拠点、利回り3.4%(2012/01/30)
【高配当利回り銘柄】まもなく創業100年の川本産業、医療・衛星材の総合サプライヤ(2012/01/30)
犬丸正寛の相場格言~データでは説明できない先人の知恵をもとに株式投資で大成功~(2011/08/10)
株式評論家・浅妻昭治のマーケットセンサー(銘柄発掘の王道を伝授・注目株厳選)メルマガがスタート!登録受付中(2011/06/22)

関連記事

最新記事