【注目の決算発表】フォスターは3Q純益の94%減益で利益確定売りが募り続急落
2012年1月30日 13:20
フォスター電機 <6794> は30日、78円安の962円まで下げて3営業日続落している。前週末27日大引け後に今3月期第3四半期(3Q)決算を発表、純利益が、94%減と大きく落ち込み、昨年11月に下方修正された3月通期業績に対して低利益進捗率にとどまったことを嫌い利益確定売りが増勢となっている。
同社株は、1月24日に発表された米アップル社の好決算に反応して73円高したが、すでにその急伸分を吐き出しさらに下げている。
3Q業績は、前年同期比17%増収、79%経常減益、94%減益と続落し、3月通期業績対比の利益進捗率も、35~13%と目安の75%を大幅に下回った。売り上げは、ヘッドホン・ヘッドセットの需要が好調に推移して連続増収となったが、レアーアース・マグネットの原材料価格が、一時の暴騰から落ち着きをみせたものの高水準で推移して価格転嫁が遅れ、急増する需要対応で製造経費が増加したことが響いた。
3月通期業績は11月の下方修正値を据え置き、純利益を15億円(前期比67%減)と見込んでいる。
株価は、今期業績について第2四半期(2Q)累計業績を2回、3月通期業績を1回と合計3回の下方正を行い、1回目の2Q累計業績減額で昨年来安値850円まで急落したものの、その後の2回の業績減額では悪材料出尽くしとして1200円台まで上昇している。下値再確認が続こう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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