【注目のリリース】鳥居薬品が共同開発解消による返戻金で業績予想を増額修正
2011年12月23日 21:51
■純利益は21億円から28億円に増額
鳥居薬品 <4551> は22日、今3月期の業績予想の増額修正を発表し、連結純利益は21億円から28億円の見込み(前期は約9.4億円)とした。東レ <3402> とJT(日本たばこ産業) <2914> と行なっている医薬品の共同開発を解消することにともない、共同開発費負担額の返戻金が発生。営業利益の見込みも34億円から37億円(同18.4億円)に増額した。
同社は、血液透析患者向けのそう痒症改善剤(一般名:ナルフラフィン塩酸塩)の適応拡大を共同開発してきたが、このほど、重点領域での販売に更に注力するため、共同開発を解消することで合意し、今後もその育成のために相互に協力すると同日発表した。
株価は11月の1330円を下値に持ち直し、12月初に1469円まで上げたあとは1400円前後を下値にもみ合う相場を形成。22日の終値は1439円(46円高)だった。12月初の1469円を抜けば1550円前後まで上値余地が広がる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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