【株式市場】日経平均の上下幅38円の小動きでオリンパスは続落

2011年12月19日 12:26

■東証1部銘柄は28%が高い

  19日前場の東京株式市場は、主力株を中心に様子見。円相場が対ユーロで引き続き101円台前半の高止まり推移となり、物色は中小型の材料株や思惑株にシフト。日経平均の高値と安値の幅は38円26銭にとどまった。オリンパス <7733> は当面の焦点である株式の上場問題が東証の審査待ちとなり、材料不足で7.7%安の927円(77円安)。東証1部の値上がり銘柄数は472銘柄(約28%)だった。

  本日新規上場のジャパンマテリアル <6055> は、公開価格2650円に対し9時15分に2440円で初値をつけたあと上値を追い一時2710円と強調。前引けは2525円。

  日経平均は小幅反落。高値と安値の幅は38円26銭にとどまり、前引けは8331円ちょうど(70円72銭安)

  東証1部の出来高概算は、5億9701万株、売買代金は3282億円。1部上場1671銘柄のうち、値上がり銘柄数は472銘柄、値下がり銘柄数は1036銘柄。

  また、東証33業種別指数は3業種が値上がりし、値上がりした業種は、ゴム製品、輸送用機器、パルプ・紙。

  一方、値下がり上位は、証券・商品先物、海運、ガラス・土石、鉱業、鉄鋼、精密機器、機械、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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