【銘柄診断】ハザマは低位仕手株人気の流れに乗る、信用の需給も厚みを増す
2011年12月17日 14:47
ハザマ <1719> は9月22日の98円を底値に急激な人気相場に走り、12月13日の212円まで、ほぼ一本調子の上げ波動を描いた。
基本的には震災復興に伴う業績好転を期待する流れだが、今2012年9月中間決算は第1四半期決算の発表時に営業利益が8億円から14億円に増額され、中間決算発表前にそれが27億円(前年同期17億700万円)に再度引き上げられた。
今3月期通期の営業利益も従来の37億円が51億円(前期39億7800万円)へ上方修正され、株価上昇を追認する形で業績が向上している。また、最近低位仕手系株が人気を集める中、その流れに乗っている要素もある。
株価上昇につれ個人の参加が顕著となり、信用残は売り339万株、買い645万株と拮抗しながら厚みを増してきた。最近の上げで株価は倍増を果たしており、ここでの調整は相場リズム的にも当然の流れ。ただ、仕手株の場合、株価が下げ始めると人気の離散も速い。目先の下げ止まりが求められる局面だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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