【株式市場】円高の一服を好感し全般堅調な中グリーが反発しオリンパス続落
2011年12月16日 12:49
■東証1部銘柄は42%が高い
16日前場の東京株式市場は、全般もち直し強もみあい。円相場は引き続き対ユーロで101円台の高どまりながら、早朝のNY市場からは一服基調。
自動車、大手商社株などは軟調だったものの、ファナック <6954> が反発するなど、ここ下げてきた銘柄を買い直す動きが見られた。グリー <3632> が4日ぶりの反発となり2.3%高。オリンパス <7733> は、損失隠しが1999年に一度発覚したことがあったと伝えられ7.3%安。東証1部の値上がり銘柄数は709銘柄(約42%)だった。
本日新規上場となった電子部品企業ダブル・スコープ <6619> は、9時14分に2300円で売買が成立。公開価格2500円に対しては軟調。
日経平均は小反発。朝方8433円18銭(55円81銭高)まで上げ、前引けは8409円08銭(31円71銭高)。
東証1部の出来高概算は、6億8575万株、売買代金は4048億円。1部上場1671銘柄のうち、値上がり銘柄数は709銘柄、値下がり銘柄数は727銘柄。
また、東証33業種別指数は14業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、電力・ガス、食料品、海運、医薬品、水産・農林、倉庫・運輸、サービス、小売り、など。
一方、値下がり率上位は、輸送用機器、非鉄金属、卸売り、証券・商品先物、石油・石炭、繊維製品、その他製品、精密機器、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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