【話題株】サイバーエージェントが東証マザーズ連日閑散の中で好人気
2011年11月30日 18:47
■売買代金1位!投資家層の「厚み」そのものも材料に
ゲームサイトやブログ運営のサイバーエージェント <4751> は30日、4日続伸となり、前場25万2700円(2100円高)まで上昇、終値も25万1100円(500円高)。東証マザーズ175銘柄の中で売買代金1位となった。
本日の東証マザーズでは、全体の売買代金が4日連続で100億円を割り込み、約1年1カ月ぶりの出来事と伝えられた。こうした中で1番人気を保つ銘柄には、機関投資家を含めて多様な投資家が参加したとみられ、投資家層の「厚み」そのものが株価材料になるとの見方がある。
サイバーエージェントは、インターネット上の仮想空間サイト「アメーバピグ」が好調。11月初には、利用者の小中学生の間で、現金で購入したアバター(利用者の仮想空間での分身)の衣服や道具などの持ち物を他の利用者から乗っ取る不正行為があったとしてニュースになり、その人気ぶりが、あらためて株価材料になった。株価は11月14日に28万4400円の戻り高値をつけた。当面は、韓国のオンラインゲーム大手・ネクソンの東証上場(12月14日、所属市場は未定)に向けて、地ならし的に前人気を盛り上げる相場が期待されている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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