ソースネクストは買い残重いが新アプリなど好調で業績は拡大
2011年11月16日 09:53
ウイルス対策ソフトなどのソースネクスト <4344> は16日、軟調な始まりとなり、朝寄り値の1万6320円(590円安)を下値に一進一退。信用買い残が厚いとの見方があるようだ。ただ、業績は好調で、11日の大引け後に発表した第2四半期決算(4~9月)は、連結売上高が前年同期比56.3%増の25.6億円。この期間の国内のパソコンソフトウェア市場が、店頭実売実績で同85.2%と厳しい状況で推移(4月~9月ジーエフケーマーケティングサービスジャパン調べ)したにもかかわらず、好調だった。
たとえば、スマートフォン用アプリケーションの新シリーズは、通常インターネットでダウンロードするのに対し、パッケージ化して店頭に展開し、手にとれるものにすることでより多くのユーザーに訴求するなど好調。こうした推移を受け、3月通期の予想を増額修正し、連結売上高は従来予想の45.9億円から50.2億円(前期比25.5%増)に、純利益は1.60億円から1.68億円(同8.9%増)に見直した。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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