朝日ラバー:第2四半期は売上高、営業・経常利益共に当初予想を上回る

2011年11月14日 12:31

■自動車関係の売上が7月以降は回復、医療用ゴム製品の新製品も好調

  朝日ラバー <5162> は14日、今第2四半期連結業績予想、通期連結業績予想の修正を発表した。

  第2四半期業績は、売上高は前回予想を1億23百万円上回る23億74百万円(前回予想比5.5%増)、営業利益は20百万円上回る58百万円(同54.9%増)、経常利益は19百万円上回る38百万円(同2.0倍)、純利益は3百万円下回る14百万円(同17.0%減)となった。

  売上高については、震災の影響で6月までは自動車関係のゴム製品の売上が減少したが、7月以降は回復したことに加え、医療用ゴム製品の新製品が好調であることから当初予想を上回ることになった。

  利益面については、増収効果に加え、生産性の改善による利益率の向上もあり営業・経常利益共に前回予想を上回った。しかし最終利益については、震災による損失や固定資産除却損が発生することから当初予想を下回った。

■通期連結業績予想は増収大幅増益を見込む

  通期連結業績予想についても、照明向け製品の新製品の受注が好調であり、医療用ゴム製品の受注が引き続き堅調に推移する見込であることから売上高、営業・経常利益の上方修正を発表した。

  売上高は前回予想を70百万円上回る48億20百万円(前期比0.3%増)、営業利益は34百万円上回る2億2百万円(同25.0%増)、経常利益は37百万円上回る1億41百万円(同20.1%増)、純利益は3百万円下回る83百万円(同3.79倍)と増収大幅増益を見込む。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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