セコムの第2四半期は営業利益2%増で防災事業が黒字転換
2011年11月10日 10:19
■通期の予想は据え置く
セコム <9735> は9日の大引け後、第2四半期決算(4~9月)を発表。連結売上高は前年同期比1.2%増の3191.4億円となり、営業利益は同2.1%増の489.1億円と好調だった。
セキュリティサービス事業の売上高は、海外展開の強化などにより0.4%増加。防災事業は、厳しい受注環境の中でリニューアル市場および新築市場を積極推進し、売上高が5.4%増加し、部門営業利益が黒字に転換した。3月通期の予想は据え置き、連結売上高は前期比1.5%増の6739億円、営業利益は同0.9%増の1000億円、純利益は同5.8%減の573億円。
株価は10月に数度、戻り高値をつけ(3830円、3825円など)、11月に入ると微調整。一時3560円まで下げ、9日の終値は3630円(60円高)だった。3600円どころはPER13倍台のため割高感は薄く、テクニカル的には8~9月に3500円どころから3600円どころの範囲でもみあったため、下支え感の働く水準になる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・【今日の言葉】『オリンパスの飛ばし』損失を移し変える手法で隠し続けてきた(2011/11/10)
・【銘柄診断】エービーシー・マートは後半やや足踏みスタート、業績ウオッチへ(2011/11/10)
・犬丸正寛の相場格言~データでは説明できない先人の知恵をもとに株式投資で大成功~(2011/08/10)
・株式評論家・浅妻昭治のマーケットセンサー(銘柄発掘の王道を伝授・注目株厳選)メルマガがスタート!登録受付中(2011/06/22)