【注目の決算発表】レナウンは2Q連続赤字幅を広げ利益確定売りが先行し急反落

2011年10月14日 18:48

  レナウン <3606> は14日、11円安の156円と変わらずを挟んで5営業日ぶりに急反落した。13日大引け後に今2月期第2四半期(2Q)決算を発表、連続赤字幅が5月19日の開示予想値をやや縮めたものの、前年同期比では悪化して着地したのを嫌い利益確定売りが先行した。

  2Q業績は、売り上げが前年同期より0.6%減と続落し、経常利益が21億5600万円の赤字(前年同期は16億5600万円の赤字)、純利益が27億6400万円の赤字(同17億1700万円の赤字)と水面下の推移が続いた。東日本大震災により消費マインドが落ち込み厳しい状況が続いたが、4月以降に緩やかに回復、夏物商戦で百貨店やGMS向けのメンズ衣料が、スーパークールビズ関連などのカジュアル商品を中心に好調に推移したことが要因となった。

  2月通期業績は、5月の開示予想値に変更はなく、経常利益は3億円(前期比2.6倍)、純利益は収支トントン(前期は11億3100万円の赤字)と各大幅改善を見込んでいる。

  株価は、大震災発生で突っ込んだ上場来安値101円から前期業績の上方修正で178円まで底上げ、その後、今期第1四半期の減益決算で124円まで再調整、筆頭株主・山東如意科技集団有限公司との合弁会社設立にも限定的な反応にとどまったが、伊藤忠商事 <8001> が、山東如意科技に出資、持分法適用会社としたことを歓迎して9月に212円の戻り高値をつけた。PER評価では投資採算圏外となるが、PBRでは0.6倍と割り負けており、下値では強弱感の対立が続こう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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