【上方修正株】タビオは高値肉薄、今度は通期業績上方修正に期末増配オン
2011年10月7日 16:42
タビオ <2668> は7日、26円高の733円まで上げて23円高の730円と3日続伸し、7月15日につけた年初来高値742円に肉薄した。6日大引け後に今2月通期業績の上方修正と期末の増配を発表、純利益がV字回復することが、冬場の節電関連の割安株買いを拡大させた。
2月通期業績は、期初予想より売り上げを16億100万円、経常利益を4億3100万円、純利益を1億9800万円それぞれ引き上げ、純利益は3億300万円(前期比2.1倍)と大きく増益転換する。
東日本大震災による一時的な影響はあったが、その後の自粛ムードの緩和や節電関連の夏物需要の好調推移で売り上げが上ぶれ、足元の秋物販売も堅調に推移、節電関連で冬物需要の拡大も見込まれるとして、9月の今期第2四半期累計業績の上方修正に次いで通期業績も上方修正した。
配当は、期初に前期実績の30円から15円に減配したが、20円に増配、減配幅を縮める。
株価は、大震災発生でつけた年初来安値451円から今期業績の持ち直し予想で1株純資産704円水準まで底上げ、7月に年初来高値742円まで上値を伸ばした。PER16倍台の割安修正で上値を試す展開を強めよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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