ヤマダ電機によるエス・バイ・エルのTOBが成立
2011年10月5日 18:41
■10月12日付けで連結子会社に
ヤマダ電機 <9831> は5日の大引け後、住宅メーカーのエス・バイ・エル <1919> に対するTOB(公開買い付け)が成立し、10月4日で終了したと発表。応募した株数が買い付け予定数の下限に達し、かつ、上限を超えなかったため、応募株券をすべて買い付けるとした。エス・バイ・エルは、今後、第三者割当増資の払い込み完了をもって、10月12日付けでヤマダ電機の連結子会社になる。TOBは8月15日から開始していた。太陽光発電システムなどを備えた次世代住宅を展開する。
ヤマダ電機の株価は5日、続落となり、前場5090円(310円安)まで下げたあとは一進一退となり、終値は5120円(280円安)。ただ、8月の直近安値5010円を割らなかったため、下値圏との見方がある。
一方、エス・バイ・エルの株価は反落となり、朝方の128円(2円高)を上値にジリ安基調に転じ、終値は112円(14円安)。ヤマダ電機との協業を材料に133円(10月4日)まで上げた。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・東京電力は値下がり率11.7%で東証1部の1位(2011/10/05)
・富士フイルムホールディングスは「ミラーレス」参入に相場観が分かれる(2011/10/05)
・【太陽光発電関連特集4】住宅用太陽光発電システム市場の推移は拡大基調(2011/07/21)
・【クラウドコンピューティング特集(6)】国内IT業界大手も事業展開を強化(2011/06/21)