【上方修正株】テレビ朝日は業績再上方修正の発表を好感して反発
2011年10月5日 18:19
テレビ朝日 <9409> は5日、2700円高の12万5100円と3日ぶりに反発した。4日大引け後に今年7月に続いて今3月期第2四半期(2Q)累計・通期業績の再上方修正を発表したことを好感した。
業績再修正のうち3月通期業績は、7月増額値より売り上げを11億円、経常利益を14億円、純利益を10億円それぞれ引き上げ、純利益は60億円(前期比14%減)と減益率を縮める。
2Qのテレビ広告市場は当初、東京地区のスポット広告の出稿量が前年同期を下回る厳しい状況にあったが、6月以降に持ち直し、この収入増に伴い利益も再上方修正となった。
株価は、前回7月の上方修正では世界同時株安に巻き込まれてまるで反応せず、年初来安値10万8500円まで1万5000円安しており、ほぼ下げ幅をリカバーしたところである。PERは19倍台と割安感は小さいが、PBRは0.4倍と割り負けており、売り長で逆日歩のつく信用好需給も加わり下値からの下げ過ぎ訂正展開も想定される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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