【株式市場】アジア株の堅調受け配当確保の買いが次第に広がり大幅反発
2011年9月27日 16:30
■東証1部銘柄は92%が高い
27日後場の東京株式市場は、全般ジリ高で反発幅を拡大。9月末の配当を確保する権利付最終日でもあり、香港・上海株が堅調と伝わるにつれ、多少高い値でも買おうといった雰囲気が広がった。前場は伸び悩んだトヨタ自動車 <7203> が次第高となり3.0%高。前場は安かったKDDI <9433> は堅調に転換し0.4%高。東証1部の値上がり銘柄数は1535銘柄(約92%)だった。
日経平均は大幅反発。後場はジリ高基調から終盤に尻上がりとなり、高値引けの8609円95銭(235円82銭高)。昨日の186円13銭安を埋め戻し、2日ぶりの8600円台回復となった。
東証1部の出来高概算は、18億8390万株、売買代金は1兆1930億円。1部上場1668銘柄のうち、値上がり銘柄数は1535(前引けは1440)銘柄、値下がり銘柄数は87(前引けは149)銘柄。
また、東証33業種別指数は32業種(前引けは31業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、ゴム製品、機械、繊維製品、ガラス・土石、精密機器、非鉄金属、電気機器、その他金融、輸送用機器、不動産、銀行、卸売り、証券・商品先物、建設、海運、保険、など。一方、値下がりした業種は、空運、のみだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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