【上方修正株】ダイヘンは2Q業績上方修正を評価するも利益確定売りに押される
2011年9月26日 18:41
ダイヘン <6622> は26日、19円高の297円まで上げたが終値は1円安の277円と続落した。連休前の22日大引け後に今3月期第2四半期(2Q)業績の上方修正と自己株式取得を発表、2Q業績が大幅続伸することを評価する買いと利益確定売りが拮抗した。
2Q業績は、売り上げを期初予想の据え置きとしたが、経常利益を7億円引き上げて25億円(前年同期比2.2倍)、純利益を6億円引き上げて17億円(同4.0倍)とV字回復する。固定費削減、コストダウン効果が利益を大きく押し上げた。
3月通期業績は、円高や景気減速懸念など下期の見通しが不透明として期初予想を据え置き、純利益は、27億円(前期比18%増)と続伸を見込んでいる。
自己株式取得は、1株当たりの株主価値と資本効率の向上を図ることを目的に、上限を100万株(発行済み株式総数の0.8%)、3億円、取得期間を9月26日から10月14日までとして市場買い付けする。
株価は、東日本大震災発生でつけた年初来安値224円から前期業績の上方修正で341円までリバウンドし、また今期第1四半期の好決算で315円まで上ぶれたが、円高進行と世界同時株安が響いて高値調整が続いた。PER14倍台、PBRは0.8倍と割安で再度、高値再挑戦に逆行高しよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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