【上方修正株】DCMホールディングスは業績再上方修正で最高純利益を更新し急反発

2011年9月21日 20:58

  DCMホールディングス <3050> は21日、33円高の613円まで上げて29円高の609円と3営業日ぶりに急反発した。前日20日大引け後に今年6月20日に続いて今2月期第2四半期(2Q)累計・通期業績の再上方修正を発表、一気に4期ぶりに過去最高純利益を更新することが、前回修正時の株価急伸再現思惑を強めて割安修正買いが再燃した。

  業績修正のうち2月通期業績は、6月増額値より売り上げを157億円、経常利益を41億円、純利益を19億円それぞれ引き上げ、純利益は、83億円(前期比21%増)と増益転換し、2008年2月期の過去最高(80億5600万円)を更新する。

  東北地方で東日本大震災の復旧・復興需要が堅調に推移し、夏場に節電・暑さ対策商品の販売が好調に伸びたことから、2Q既存店売り上げが5.8%増と計画を上回り、下期の復旧・復興需要、冬場の節電・寒さ対策商品の販売増加を見込んで通期業績を再上方修正した。

  株価は、6月の業績増額で窓を開けて568円まで急伸し、その後の第1四半期の好決算でさらに年初来高値649円まで上値を伸ばし、600円台を出没している。PER10倍台、PBR0.6倍の割安修正で年初来高値奪回に弾みをつけよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
グリーは2日続落基調だがGS証券の好評価が伝わる(2011/09/21)
【銘柄診断】長谷工コーポレーションは今期一転増益も、押し目買い人気は強い(2011/09/21)
プロの記者が急騰銘柄を徹底予想!日刊株式投資情報新聞(無料)メルマガ登録受付中!(2011/06/08)
犬丸正寛の相場格言~データでは説明できない先人の知恵をもとに株式投資で大成功~(2011/08/10)

関連記事

最新記事