【株式市場】全般は持ち直すものの台風15号でトヨタ自動車など軟化

2011年9月21日 17:14

■東証1部銘柄は33%が高い

  21日後場の東京株式市場は、やや持ち直しながらも全般小動き。円相場が引き続き対ドル・対ユーロとも高止まりを続けた上、中国株式が上海高・香港安と伝えられたため、中国の金融関連株の動向を気にする向きもあった。なかで、サイバー攻撃で被害の三菱重工業 <7011> は反発3.5%高、台風15号で主工場が操業停止のトヨタ自動車 <7203> は後場軟化し0.5%安。東証1部の値上がり銘柄数は556銘柄(約33%)だった。

  日経平均は小反発。後場は13時過ぎに8771円62銭(50円38銭高)まで上げ、大引けは8741円16銭(19円92銭高)。

  東証1部の出来高概算は、14億4201万株、売買代金は昨日に続き1兆円に届かず9558億円。1部上場1668銘柄のうち、値上がり銘柄数は556(前引けは646)銘柄、値下がり銘柄数は942(前引けは795)銘柄。

  また、東証33業種別指数は21業種(前引けは16業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、精密機器、鉱業、ガラス・土石、パルプ・紙、機械、陸運、その他製品、銀行、小売り、卸売り、鉄鋼、電気機器、空運、化学、など。

  一方、値下がり業種は、ゴム製品、繊維製品、海運、水産・農林、その他金融、倉庫・運輸、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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