金星探査機「あかつき」、メインエンジンは推力不足
2011年9月16日 17:30
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は9月15日、日本初の金星探査機「あかつき」(PLANET-C)の軌道制御用エンジン(OME)による第2回テスト噴射を実施し、想定よりも小さな推力しか得られなかったと発表した。
発表によると、第2回テスト噴射は予定通り、9月14日11時50分から約5秒間にわたって実施されたが、データを解析したところ、1回目と同様、噴射による加速度は想定よりも小さかったという。
JAXAは2015年に「あかつき」の金星軌道への再投入を目指しているが、2回の試験結果を受け、OMEの使用が難しくなってきた。JAXAは今後、姿勢制御エンジンを使うなどの対応も検討するが、金星軌道への再投入が困難となったのは確実とみられる。
「あかつき」は2010年12月に金星周回軌道投入マヌーバを実施したが、OMEによる噴射が足りず、十分な減速ができず、金星周回軌道の投入に失敗していた。
■金星探査機「あかつき」(PLANET-C)の軌道制御用エンジン(OME)の第2回テスト噴射の結果について
http://www.isas.jaxa.jp/j/topics/topics/2011/0915_akatsuki.shtml
【関連記事】
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・金星探査機「あかつき」、金星周回軌道投入は12月7日
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