パーク24は年初来高値を照準に、3Q業績が減益転換も悪材料出尽くし感
2011年9月9日 10:10
時間貸し駐車場タイムズを運営するパーク24 <4666> は9日、36円高の963円まで上げて変わらずを2日はさんで5営業日続伸し、年初来高値を照準にとらえている。同社は8月31日大引け後に今10月期第3四半期(3Q)決算を発表、減益転換したが、今年5月に下方修正した10月通期業績に対して順調な利益進捗率を示している。株価は悪材料出尽くし感で売り方の買い戻しが先行している。
3Q業績は、前年同期比7%増収、5%経常減益、22%純益減益と落ち込み、10月通期業績対比の利益進捗率は、79~70%と目安の75%をほぼクリアした。
駐車場事業で比較的小規模な案件を中心に開発台数を積み上げたが、3月度の売り上げが東日本大震災の影響で一時的に落ち込み、モビリティ事業でも、新規事業のカーシェアリングサービスの先行投資負担で営業損失が悪化したことなどが響いた。10月通期業績は5月の下方修正値を変更せず、純利益は52億円(前期比19%減)と減益転換を見込んでいる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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