【話題株】大気社は「喫煙対策」強化を材料にジリ高基調で反発
2011年9月7日 17:42
■厚労省と大臣が2日続けて火をつける
大気社 <1979> は7日の後場もジリ高基調を続け、大引け間際に1598円(32円高)まで上昇。厚生労働省が受動喫煙対策を強化の方針と伝えられたことを受け、空調システム大手の当社株が注目され、終値も1594円(28円高)で急反発となった。
職場の受動喫煙対策を強化するため、厚生労働省は6日、一般の事業所や工場では全面禁煙か、一定の条件を満たす喫煙室以外での喫煙を認めない「空間分煙」を事業者に義務付ける方針を固めた、と毎日新聞が伝えたことを材料視した。
■株式需給からは好タイミング
好タイミングなことに、当社株の信用売り残には、頻繁に逆日歩が発生する状況。売り手は高コスト状態。しかも、すでに売り残は買い残の5倍に膨れているため、売り手の買い戻しが広がれば、意外な株高エネルギーになる可能性もあった。
昨日は、小宮山厚生労働相がタバコ増税に関連して1箱700円を例示と伝えられ、JT <2914> が動意づく場面があり、本日は、「大気社に火をつけてくれた」と感謝する向きがあった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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