【株式市場】輸出株から軒並み反騰だが1番人気はグリー

2011年9月7日 11:42

■東証1部の7割が高い

  7日前場の東京株式市場は、全般急反発。レーバーデー休日明けのNY株式が一時300ドル安まで下げたあと100ドル安と切り返した上、為替は対ドルで円安になり、昨日のユーロ安・円高も一服。トヨタ自動車 <7203> が2.3%高の急反発など、主力株が軒並み反発。経済界幹部の中国訪問を受けて海運株や大手商社も軒並み高い。もっとも、東証1部の売買代金1位はグリー <3632> の9.0%高となり、内外の景気変動などの影響の小さい銘柄に人気が集まった印象。東証1部の値上がり銘柄数は1130銘柄(約68%)だった。

  日経平均は大幅反発。朝方8745円97銭(155円40銭高)まで上げ、その後も値を保ち、前引けは8714円59銭(124円02銭高)。

  東証1部の出来高概算は7億7689万株、売買代金は4731億円。1部上場1667銘柄のうち、値上がり銘柄数は1130銘柄、値下がり銘柄数は333銘柄。

  また、東証33業種別指数は28業種が値上りし、値上がり率上位の業種は、海運、ゴム製品、不動産、輸送用機器、証券・商品先物、卸売り、機械、鉄鋼、その他製品、非鉄金属、電気機器、精密機器、化学、など。

  一方、値下がり業種は、水産・農林、電力・ガス、空運、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【銘柄診断】ユビキタスは新成長分野への移行を進める、株価は悪目を出し切る(2011/09/07)
国策には逆らうな(強い買い材料)=犬丸正寛の相場格言(2011/09/07)
犬丸正寛の相場格言~データでは説明できない先人の知恵をもとに株式投資で大成功~(2011/08/10)
株式評論家・犬丸正寛の『時を買え投資法』で着実に稼ぐ、メールマガジン創刊!シンプルに的確に注目銘柄を紹介(2011/06/08)

関連記事

最新記事