【株式市場】NY安とユーロ安・円高を気にし好決算銘柄などを個別物色

2011年9月5日 11:49

■東証1部銘柄は13%が値上がり

  5日前場の東京株式市場は、朝方に下げたあと小動き。前週末のNY株が253ドル安となった上、ユーロがギリシャ政府の声明を受けて再び下落したため、トヨタ自動車 <7203> の安値更新など、輸出関連株は全体に軟調。なかで、好決算銘柄や政策期待の思惑のある材料株などを個別に物色、東証1部の値上がり銘柄数は216銘柄(約13%)だった。

  日経平均は続落。10時にかけて8779円30銭(171円44銭安)まで下げ、前引けは8797円89銭(152円85銭安)。

  東証1部の出来高概算は6億6013万株、売買代金は4010億円。また、1部上場1667銘柄のうち、値上がり銘柄数は216銘柄、値下がり銘柄数は1332銘柄。

  また、東証33業種別指数は4業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、電力・ガス、空運、陸運、建設。

  一方、値下がり率上位は、証券・商品先物、石油・石炭、鉱業、鉄鋼、海運、輸送用機器、保険、電気機器、機械、非鉄金属、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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