【チャート・ワンコメント】3000円割れのトヨタに底値感、高PERで小幅狙いに

2011年8月9日 22:44

■日足チャート・ワンコメント

  3000円を割り込んでいるトヨタ自動車 <7203> の9日(火)終値は56円安の2937円、安値は2838円まであった。日足チャートは、3250円を挟んだ長期モミ合いを下放れ今年3月以来の3000円台割れ。

  円高傾向が続いているし、世界景気は不透明感を増しておりグローバル企業の同社にとって厳しい環境。今3月期は予想を上回るものの営業利益は前期比3.9%の減益。予想1株利益は124.3円。配当は未定。

  海外情勢は依然、不透明ながら9日の日足チャートは約100円の下ヒゲ足となるなど底値近しの動きがみられる。30日線との乖離率もマイナス10%に達し底値サインを点滅している。

  しかし、PERは約24倍。今期、小幅とはいえ減益で、海外が不透明なことを考えれば割安とはいえない。

  投資戦法としては、下ヒゲ足の安値近くで仕込んで全般相場の地合い好転を待って反発場面で利食うのがよいだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
ワコールは「CW-X」誕生20周年記念限定モデル第三弾イチロー選手コラボレーションモデル発売(2011/08/09)
スタジオアリスが業績予想を増額修正し割安感を強める(2011/07/29)
株式評論家・犬丸正寛の『時を買え投資法』で着実に稼ぐ、メールマガジン創刊!シンプルに的確に注目銘柄を紹介(2011/06/08)
プロの記者が急騰銘柄を徹底予想!日刊株式投資情報新聞(無料)メルマガ登録受付中!(2011/06/08)

関連記事

最新記事