キリンホールディングスは仙台工場11月上旬に出荷開始を予定
2011年8月5日 18:30
■第2四半期の売上高は0.9%減にとどまる
キリンホールディングス <2503> は5日の大引け後、第2四半期決算(1~6月累計)を発表。ビール業界史上最悪の被害とされる同社・仙台工場は、9月下旬から仕込み工程を再稼働し、11月上旬には再開後の初出荷を予定とした。
第2四半期の売上高は、前年同期比0.9%減にとどまり1兆14億円となり、営業利益は同21.7%増の728億円となった。国内酒類事業が堅調で、グループの協和発酵キリン <4151> の増額修正など医薬・バイオ関連事業も堅調。
12月通期の予想は、全体に小幅減額修正し、売上高は前期比3.1%減の2兆1100億円、営業利益は同5.0%減の1440億円、純利益は約4.5倍の520億円。予想1株利益は54円06銭。
5日の株価はNY株式の512ドル大幅安を受けて大幅続落となり、一時1016円(38円安)まで下げ、4月以降の相場での安値を更新し、終値は1027円(27円安)だった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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