日立製作所は「統合」曲折の見方とNY株大幅安を受け一転売り先行

2011年8月5日 10:24

  日立製作所 <6501> は5日、一転、売り先行の始まりとなり、9時6分に453円(18円安)で寄ったあとも軟調。昨日は三菱重工業 <7011> との経営統合観測を好感して東証1部の売買代金1位・出来高2位の活況高になったものの、今朝は、NY株式の512ドル大幅安を受けた軒並み安相場に押されている。また、経営統合に向けた協議の一時中断も伝えられた。

  日立製作所は、昨日、三菱重工業との経営統合観測を好感して東証1部の売買代金1位・出来高2位の活況高となった。しかし、今朝は、ロイター通信が、全面統合にまで視野に入れている日立製作所と、メリットのある事業分野に限定したい三菱重工と、考え方の違いが表面化、事業統合協議に入るまでにはなお一定の時間がかかりそうと伝え、やや不透明感が広がっている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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