【注目の決算発表】河合楽は業績増額・減益率縮小で極低位値ごろ株買いが再燃し急反発
2011年8月4日 19:40
河合楽器製作所 <7952> は4日、20円高の192円まで上げて9円高の181円と3日ぶりに急反発した。3日大引け後に今3月期第1四半期(1Q)決算の開示と同時に、第2四半期累計・3月通期業績の上方修正を発表、減益転換率を縮小することが、極低位値ごろの割安株買いを再燃させた。
業績修正のうち3月通期業績は、期初予想より売り上げを30億円、経常利益を7億円、純利益を3億円それぞれ引き上げ、純利益は、12億円(前期比35%減)と減益転換率を縮める。
国内、海外とも楽器販売が好調に推移し、東日本大震災の影響が、当初の想定を下回るとして上方修正した。
株価は、大震災発生で年初来安値118円まで急落し、178円まで下げ過ぎを訂正したが、今期業績の減益転換予想を嫌って139円まで再調整、180円台を回復したところである。PERは13倍台と割り負けており、一段の底上げに進もう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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