【株式市場】米国債のデフォルト懸念が後退し一時1万円台を回復

2011年8月1日 17:09

■業種別指数はすべての業種が値上がり

  8月1日後場の東京株式市場は、一段高のあと一進一退。米国の連邦債務の上限引き上げ問題が合意と伝えられ、米国債のデフォルト(債務不履行)懸念が後退。東証1部の出来高上位2銘柄は、みずほフィナンシャルグループ <8411> などのメガバンク。為替も円安基調に転じたことを好感し、前場に続き東証33業種別指数は全業種が値上りした。東証1部の値上がり銘柄数は1230銘柄(約74%)だった。

  日経平均は大幅反発。後場は、一時1万40円13銭(207円10銭高)まで上げ、取引時間忠としては7月27日以来の1万円台を回復、大引けは9965円01銭(131円98銭高)。

  東証1部の出来高概算は19億2123万株、売買代金は1兆2944億円。1部上場1669銘柄のうち、値上がり銘柄数は1230(前引けは1339)銘柄、値下がり銘柄数は313(前引けは217)銘柄。

  また、東証33業種別指数は前引けに続き全業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、銀行、パルプ・紙、空運、ガラス・土石、保険、機械、金属製品、倉庫・運輸、水産・農林、鉄鋼、証券・商品先物、非鉄金属、サービス、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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