【注目の決算発表】日産自は1Q減益業績に米国株安重なり利益確定売りが先行し続落

2011年7月28日 18:16

  日産自動車 <7201> は28日、18円安の830円と続落した。27日大引け後に今3月期第1四半期(1Q)決算を発表、市場コンセンサスは上回ったものの減益転換し、前日の米国市場でNYダウが、198.75ドル安の1万2302.55ドルと4営業日続落したことが響き、引き続き利益確定売りが先行した。

  同社は、前々日26日に中国生産に関して積極的な5カ年計画を発表したが、前日の株価も円高の影響で限定的な反応にとどまった。

  1Q業績は、前年同期比1%増収、4%経常減益、20%純益減益となり、6月23日に開示した今3月通期予想業績対比の利益進捗率が、33~31%と目安の25%を上回るとともに、市場コンセンサスを420~190億円超えた。

  為替レートが、1ドル=81.7円、1ユーロ=117.4円と前年同期よりそれぞれ10円の円高、0.4円の円安となったが、グローバル販売台数が、1Qとして過去最高の105万6000台と10%伸び、コストダウン効果も上乗せとなって小幅減益にとどめた。

  3月通期業績は6月予想値に変更はなく、純利益は2700億円(前期比15%減)と減益転換を見込んでいる。

  株価は、東日本大震災発生でつけた年初来安値636円から増産前倒しで底上げ、今期業績見通しと世界シェア8%を目指す積極的な中期経営計画を評価して881円高値まで約4割高した。下値再確認が続こう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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