イオン、「トップバリュ 国産黒毛和牛」で全頭検査開始 28日から販売
2011年7月27日 19:39
イオンは27日、同社のプライベートブランド商品「トップバリュ 国産黒毛和牛」として販売する全ての肉牛について、放射性物質に対する全頭検査を開始すると発表した。7月28日から関東地区の「イオン」と「マックスバリュ」計115店舗で、全頭検査を実施した「トップバリュ 国産黒毛和牛」商品の展開を開始する。今後、順次拡大し、早期に全国展開する方針。
同社では、「トップバリュ 国産黒毛和牛」について、これまでも肥育農家における飼料や水の体系的な管理を実施してきた。しかし、牛に餌として与えられた稲わらから国の暫定許容値を超える放射性セシウムが次々と検出されている状況を受け、第三者検査機関で測定器(ゲルマニウム半導体検出器)を用いて放射性物質を検査する体制をとる。
同社では、すでに7月13日から同商品向けに出荷された牛について検査を開始している。今後は、生産者の協力のもと、出荷量を現在の2倍近くに拡大し、全国の「イオン」、「マックスバリュ」全店計約1,000店舗に展開を拡大する。
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