【話題株】角川グループHLDは「ニコニコ動画」投稿者の送検を材料に急伸

2011年7月5日 00:22

■ドワンゴとの業務資本提携を見直す

  角川グループホールディングス <9477> は4日、13時10分にかけて2700円(152円高)まで上げて年初来の高値を大きく更新し、終値も2694円(146円高)の大幅続伸となった。提携事業の動画投稿ネットサービス「ニコニコ動画」上で「生中継」された室内花火映像の投稿者が、軽犯罪法違反の疑いで書類送検されていたことが3日までに判明したと伝えられ、視聴者増加の期待が広がったという。株価は1株純資産の9割前後(PBR0.9倍前後)の水準のため、買い安心感に火(?)がついたようだ。

■マンション室内で花火に火をつけ、騒ぎを「生中継」と

  発端は、今朝、大手全国紙などで伝えられた「自称ネットアイドルの女性」の軽犯罪法違反容疑事件。今年6月、東京都内のマンション室内で花火20本あまりに火を付けて消防車が急行するなどの騒ぎを起こし、この模様がインターネットの動画投稿サイトで生中継されていた、というもの。報道を総合すると、動画投稿サイト「ニコニコ動画」で放映され、建物に延焼などの被害はなかったが、消防や警察が付近を調べる様子もサイトで中継されていたという。

■PBR割安で買い安心感も燃える

  角川グループホールディングスは、この「ニコニコ動画」のドワンゴ <3715> との業務提携を2010年10月に発表し、ニコニコ動画内に角川グループホールディングスのコンテンツを配信する公式チャンネルを設置するなど、協業が進展中。続いて11年5月26日には資本提携を発表し、角川グループホールディングスがドワンゴの株式の8.48%相当の新株を引き受け、ドワンゴは角川グループホールディングスの株式の2.68%相当の新株を引き受けるとした。

  角川グループホールディングスの株価は、6月初からほぼ1カ月の間、1株純資産の9割前後(PBR0.9倍前後)の2600円前後を高値に上値を抑えられる相場だっただけに、セキを切ったような急伸となった。2900円台は08年8月以来で、上値は3000円前後まで大きな抵抗感がなくなったとの見方が出ている。また、本日はドワンゴも後場18万9200円(2600円高)まで上げ、終値も18万7800円と好反応になった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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