【注目の決算発表】太陽誘電は3期ぶり純益黒字転換も利益確定売りが続き一時大台割る
2011年5月13日 16:30
★前期業績が昨年11月の下方修正値をさらに下ぶれて純益赤字幅を悪化
太陽誘電 <6976> は13日、100円安の997円まで下げて、3月29日以来1カ月半ぶりにフシ目の1000円大台を割った。終値は74円安の1023円と続急落した。
12日大引け後に3月期決算を発表、今期は、3期ぶりの純利益黒字転換を予想し市場コンセンサスを上回るが、前期業績が、昨年11月の下方修正値をさらに下ぶれて純益赤字幅を悪化させたことをネガティブに評価して利益確定売りが増勢となっている。
前期業績は、前々期比7%増収、3.4倍経常増益と続伸したが、純利益は、55億600万円の赤字(前々期は6億8000万円の赤字)と落ち込み幅を拡大した。
スマートフォンやタブレット型端末の需要拡大、機器の高機能化に伴う搭載員数増加で主力のコンデンサ、インダクタなどの電子部品の受注が高水準で推移したが、CD-R、DVD-Rなどの記録製品事業の構造改革特別損失に加え、東日本大震災の影響による業績下ぶれ、関連損失14億900万円の計上が重なり悪化した。
今期は、電子部品需要の続伸から業績も連続増収増益を予想、純利益は、40億円と黒字転換を見込み、市場コンセンサスを約28億円上回る。
株価は、前期業績の相次ぐ下方修正で下値を試した1株純資産1080円水準の1000円台から悪材料出尽くし感で年初来高値1429円まで4割高、東日本大震災発生で同安値851円まで急落し4ケタ台までリバウンドした。下値探りのなか業績信頼性を再確認することになろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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