【株式市場】原発の処理進み米著名投資家の積極発言など受けほぼ全面高
2011年3月22日 16:16
22日後場の東京株式市場は、ほぼ全面高のまま一段ジリ高。米国の著名投資家バフェット氏が日本株について「買う機会」とコメントしたと伝えられたこともあり、復興関連銘柄を中心に、東証1部の値上がり銘柄数は1615銘柄(約96%)。業種別指数も前引けに続いて全業種が高かった。
日経平均は大幅続伸。後場一段上値を追う形になり、9625円03銭(418円28銭高)まで上げ、大引けは9608円32銭(401円57銭高)。
東証1部の出来高概算は30億6265万株、売買代金は1兆8747億円。1部上場1679銘柄のうち、値上がり銘柄数は1615(前引けは1609)銘柄、値下がり銘柄数は49(前引けは54)銘柄。
また、東証33業種別指数は前引けに続き全業種が値上がりし、値上がり率の上位業種は、石油・石炭、鉄鋼、建設、金属製品、銀行、その他金融、パルプ・紙、非鉄金属、証券・商品先物、化学、サービス、陸運、小売り、保険、海運、など。
一方、値上がり率の低い業種は、空運、医薬品、食料品、不動産、輸送用機器、精密機器、水産・農林、情報・通信、鉱業、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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