【銘柄診断】もしもしホットラインは急向上を見込む第4四半期業績動向に注目
2011年3月10日 12:40
もしもしホットライン <4708> は安値圏でのさえない展開を続けている。足元の業績低迷がその要因。今2011年3月期第3四半期累計決算は売上げこそ前年同期比4%増の578億円を達成したが、営業利益は同12%減の47億2000万円と低調だった。
主力の一般消費者からの問い合わせに対応するインバウンドサービスが伸び、テレマーケティング関連サービスも好調だった。ただ、新たに受託した大型スポット業務に向けた一時的な先行費用が発生し利益を圧迫した。
今3月期通期については売上げ815億円と前期比6%増、営業利益82億7000万円同2%増を見込んでいる。ただ、これは第4四半期の営業利益が35億5000万円と第3四半期の12億2200万円から飛躍的な伸びを想定しており、果たして届くかどうか。収益的には2008年3月期以降ほぼ横ばい状態にあり、こうしたトレンドを脱却できないと株価も動きにくい状況が続きそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・【銘柄診断】ダイセキ環境は業績再下方修正が追い討ち材料になり急続落(2011/03/10)
・【銘柄診断】プレサンスは株式分割の権利取りと割安修正買いが相乗し急反発(2011/03/10)
・相場は終着駅が近づいたら途中の景色は忘れるべし=犬丸正寛の相場格言(2011/02/01)
・下値の3点同値は買いに歩あり=犬丸正寛の相場格言(2011/01/27)
・犬丸正寛の『時を買え投資法』で着実に稼ぐ、メールマガジンが創刊!シンプルに銘柄を紹介(2011/02/02)