【銘柄診断】インタースペースは追い風をバックに、底値ゾーン離脱へ動き出す

2011年2月9日 18:52

  インタースペース <2122> の業績が好調に推移している。2月8日に発表された2011年9月期第1四半期の決算は売上げが22億800万円と前年同期を22%上回った。

  インターネット広告市場の回復傾向が持続しており、スマートフォン、タブレット型端末などの普及と相まってインターネットを利用した成果報酬型広告(アフィリエイト広告)の仲介を行うアフィリエイト運営が好調なことが要因。つれて営業利益も8000万円(前期は300万円の損失)と好転した。

  通期の業績についても売上げ82億6000万円と前期比6%増収、営業利益2億8900万円と同38%増益を見込んでいる。これで2期連続の増益となり、業績は回復軌道に乗ったと思われる。株価も素直に好業績を評価する動きとなっており、これまで人気の圏外に放置されていた分、上げ足に弾みが加わる可能性が強そうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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